ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務(光文社新書)
コンサルティングファームが新人に薦める必読書というリストにあった本。
新書なので手軽に読めそうということで選択。
既知の内容もあったが、ファイナンスの全体像が分かる良書だと思う。
各章の最後におさらいとして、章のまとめが記載されており、ファイナンス初心者の理解を助ける工夫がなされていて好印象だった。
内容では、3章のお金の時間的価値では、今日の1万円と、明日の1万円どちらの方が価値があるかということを、具体的に説明していて、読み物としても面白いと感じた。
以下、ざっくりメモ書き
ファイナンスとは
企業価値を最大化するためのツール。
投資 • 資金調達 • 配当の意思決定をする。
会計は利益、財務はキャッシュ
→家計にも応用できる
経営者はROIC(投下資本利益率)をあげる必要がある
→もらってる給料より利益を生み出してるか?
私のように超ど文系の人間にも、技術屋さんにもオススメできる一冊。